ドラムチューニングについて その3

北村優一のブログ (2020.5.13)

今回は僕の行なっているメンテナンスや、セットアップについて少し書いてみます。

ドラマーの方にご依頼頂いたり、自分で手に入れた楽器だったり、、普段からいろんな楽器をメンテナンス/調整しております。

今回は、新しく手に入れたスネアドラムです。

新しく…とは言っても80年代の製造と思われる古いドラム、
Ludwig というメーカーのメタルスネア LM402 というモデルです。

サビなど汚れの強い状態でしたので、全てのパーツを分解しパーツのチェック、脱脂洗浄、サビとり、クリーニング、オイルアップ、ワックスコーティング…
オーバーホールをしていきました。

メッキの浮いてしまっている箇所については手の加えようがありませんでしたが、その他は問題もなく、輝きも取り戻して綺麗な状態へ復活。
(筋トレと言えるくらい磨きました。。綺麗になったな〜涙)

[Before]

[After]

打面側のエッジトップのみ尖っておりました。
誰かが手を加えたのでしょうか。。
(そういえば、先日書きましたDrum Doctorsも402のエッジに手を加えて改造していました。)

そんなエッジも相まってか80年以前のモデルと比較するとややシャープな輪郭、膨らみや響きの量感よりもアタック、、そんなふうに感じる線の強さがあります。

[尖っている打面側のエッジトップ]

組み上げて、ヘッドやスナッピーなどのセットアップを色々と試します。
そして、、
打面にはREMOのsuedeE、
スネアサイドはLudwig純正、
スナッピーもLudwig純正20本モデルに。

フープは打面に当初より装着されていた1.8㎜steelフープ、ボトムサイドは70’s Ludwig 当時のオリジナル1.6㎜のsteelフープに交換しました。
最近ハマっているワッシャーは全てのブラス製。
(元々装着されていたワッシャーも大半がブラス製でした。)

今手に入る1.6㎜フープに比べても軽く感じる、Ludwig 70’s初期の頃のオリジナル1.6㎜のsteelフープ。
その重量が影響しているかと思うのですが、スネアシェルのキャラクターがグッと前に出て軽やかな太さがみえてきます。
フープで重量感を強く増やさずに締めてくれるポイントは、このLudwigとは特に相性が良いな〜と思いました。

もう少しこうなったらいいなと思う部分をフープやヘッドなどのセットアップをいろいろと試していくと、おっ!と感じる組み合わせに出会えたり…結果元のセットアップに戻ったり…、この色々探っていく作業はとても楽しく勉強にもなるのでよくやっています。

軽く試奏

こうして整えていく作業は、楽器への愛着も深まります。

またの機会に、メンテナンスの細かな作業についてご紹介できれば、、と考えております!

ご覧くださりありがとうございました!