エレクトリックピアノ
アコースティック・ピアノと同じように、ハンマーが音源を叩いて、この音をピック・アップが拾い、電気的に増幅させるのが電気ピアノ。
鍵盤を弾くところまでは同じだが、その種類や強さなどをセンサーが検出し、そのデータを音源に伝えて、さらにその音源データを増幅するというのが電子ピアノ。
もともとはフェンダー社のRhodesが独特な音色で一世を風靡し、フュージョン系のミュージシャンの間では電気ピアノの代名詞のように使われていたが、その後発売されたヤマハのCP80はよりアコースティック・ピアノに近い音色が好まれ、ロックからジャズまで幅広い音楽に用いられた。
現在では、音の加工も自由で使用中の故障も少なくメインテナンスの手が掛からないなどの理由から、圧倒的に電子ピアノが幅広く使われている。